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なーいぃら
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自己紹介:
使用ミシンはJUKI SL-300EX(2015.4〜), JUKI HZL-F600JP(2016.4〜), babylock BL57EXS(2018.7〜)。(それ以前はジャノメ モナーゼE4000)

特技:人の顔と名前をなかなか覚えられません。わざとじゃないです。すみません。

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紅葉と朝霧のトライアングルバッグ

型紙:自前

生地:古着物 - きものフレンズ幸手(埼玉県幸手市)

合皮:ミモザ - 銀河工房

持ち手:皮シボ調合皮持ち手テープ 25mm幅アイボリー - 銀河工房

ファスナー:頭合わせファスナー - ボビン

とつぜん食事会に呼ばれました。
夜、電話で。時間は明日の夕方。
服はいいとして、合うカバンがないぞ。
ということで、朝からカバンの型紙を引きました。

ちょっと気になっていた、三角形をちょっとなだらかにした形。
横と高さが同じ寸法。

少し前に手に入れていた古着物の生地に合わせて、合皮とファスナーを注文していたのですが、それが届いたばかり。

古着物生地に、カバン用の硬いアイロン接着芯を貼りました。
この古着物生地、ポリエステルかなにかなのです。アイロンの中温が使えます。
接着芯は、残反なので番号はわかりません。だいたい、やまよ(日暮里)で売ってるダンレーヌT-121相当じゃないかな。

ダンレーヌT-121 col,Y 生地巾:90cm - 生地の通販|日暮里繊維街・生地手芸材料の【やまよ】




この生地は、店頭で見た瞬間に恋に堕ちました。
着物のままで売られていたので、切り刻むのはもったいないと思いましたが、着る場はないし、どうしてもバッグかなにかにしたい。

店長さんが親切な方で、生地の説明をていねいにしてくださいました。
画像の、ちょっと黄土色がかった部分がありますが、これは金糸です。金糸を織りこんだ、手のかかった品物です。

 
白地ではなく、淡くクリームがかった地なのですが、画像にあるように、雪のような点々模様が入っています。

このお店「きものフレンズ幸手」は、少し遠いところにあるのですが、何度か前を通りかかる機会があり、「着物屋さん」という認識でした。
ある日、外のワゴンに目がいき、「へえー、古着屋さんなんだー」からの、この生地を見つけてしまってフォール・イン・ラブです。

とてもお気に入りのお店なので内緒にしておきたいのですが、商売繁盛で長く続いてほしいのでご紹介しておきます。
お店のwebサイトはないようですが、ネット検索で地図は出ますので、お近くの方は行かれてみては。

少し前にアップした小銭入れの端切れも、こちらのものです。
小銭入れ - ありやなしや

値段については障りがあるといけないので書けませんが、日暮里より格安です。
古着物なので、日暮里と同じように、いつでも揃っているわけではありませんが、ときどき出物もあります。
古着物をリサイクルした小物もたくさんあります。


内側はこんな感じ。
バックサテンの裏地で、両側にファスナーとポケットをつけています。片側にキーホルダーテープ。
ポケットは、中身がわかりやすいように、紺のチェックのゴースを使っています。
ファスナーは、財布など見えないほうがいいものを入れています。
底には1.5mm厚のベルポーレン。

銀河工房の合皮はミシンで縫いやすいです。
シュプールで、テフロン押さえか、押さえの裏にシリコンペンでシリコンを縫って、テトロン糸#30、ミシン針16番 DB ☓ 1KKで縫っています。

なぜ、このミシン針にしているかについて。(明日、改めて記事を書きます)
厚地縫いのとき、工業用ミシン針の18番以下は幹の長さが足りなくて、軸で支(つか)えることがあるのです。生地の密度がスカスカでパワーに問題がなくても、厚みにジャマされて、針が下の釜に届かないという悲劇。
以来、厚めの生地は、幹が比較的長い16番 DB ☓ 1KKか18番 DB ☓ 95で縫っています。
(針の選定については、島田ミシンさん、お世話になりました)

19番以上の針なら、幹も長くなるので解決なのですが、針棒交換+釜調整をし直さなければいけない。
うちは、カバンばかり縫ってるわけではなく、薄手のニットやシフォンも縫うので、交換等は避けたい。

銀河工房の合皮に話は戻りますが、裏に布生地が貼ってあるので、中表に縫うとき、滑りが快調です。

持ち手は平たいテープですが、私は丸い持ち手より平たいほうが好みです。
腕にかけたとき、痕がつきにくいし、痛くなりにくいからです。
50cmで切って使いましたが、ちょうど肩にもかけられるので、ちょっと両手を空けたいときに便利な長さです。

持ち手もマチに使った合皮ミモザも、皮革用のミシン針は不要でした。太めのミシン針なら、ストレスなく通りました。

30番テトロン糸は初めて使いました。
下糸が…ボビンケースから外れやすいですね。ファスナー横のステッチを、それで失敗しました。
それ以外はかなりいいです。切れにくいです。
糸のかけ方は、ちくちくふれんどさんを参考にしました。
このおかげで、目飛びが減ったように思います。

シールタイプ接着芯  ミシン縫いに おススメの道具♪ - ちくちくふれんど  ** はんどめいど日記 **
↑この記事の中ほどの、ミシン針に糸を一巻きさせてから針穴に通すやり方

さて、このカバンですが、使いやすいです。
電車で隣に迷惑がかからない長さ。でありながら、高さがあるのでたくさん入ります。

しかし、見た目が悪い。
たぶん、リュックの形なんだろうな…。

次は、この柄で作る時はスクエアで作ろうと思います。
それと、別の生地で横長も作りたいです。
もうちょっとドームっぽくふくらませて、リュックにしてもいいですね。

着物生地と革の組み合わせは、洋服にも和服にも似合うと思いますし、この取り合わせ、個人的に大好きです。
着物の柄を、革の額縁で飾っているみたいです。

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