「固定電話が通じなかったよ」「ヘンな音が聞こえるよ」と指摘され、自分の携帯から固定電話に電話してみた。
コール音がまったく鳴らない。
ガサガサとひどいノイズの向こうに、聞きとれない話し声と、椅子などを動かすような音が聞こえ、しばらくして自動的に切れる。
通話料はばっちり取られる。
発信は、ときどきノイズが入るけど、可能。
ネットはつながる(4月から激遅になったけど)。
夜の8時過ぎだったので、明日朝イチで聞いてくれるといいな、と思って、113の留守録に用件を入れた。
10分後、携帯に電話がかかってきたので、びっくりした。
本人確認の後、明日修理に伺うとのこと。
もし、NTTの設備の故障なら無料だが、宅内設備(保安器から電話機まで)の故障なら、出張費8100円+作業費・部品費がかかる、ご了承いただけますか?
ときたもんだ。
それって、「修理を諦めて解約」 or 「修理内容も知らないし、予算も知らないけど、まるっと修理依頼する」の二択?
一瞬、固定電話解約して、ネット専用線通そうかと考えたよ。
修理を依頼した。
そして、翌日、昼少し前に、修理屋さんが来た。
森山佳郎似の、精悍な中年イケメン。
まず、室内の電話機の調子を見ながら、現状説明。
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戸外の保安器を確認。異常なし。
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宅内設備の問題でしょう、とのこと。
(有料決定!? 8千円以上か…)
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モジュラー交換しても治らない。保安器から壁内を通る電話線のどこかがショートしているのではないか?
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切り取って調査してみます、と修理屋さんが外へ行き、長い間帰らなかった。
(なんか、電話線を新しく引いてくるって話になるのかな? いったいいくらかかるの!? アナログ(電話)回線+ネット回線だから、きっと高い!)
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修理屋さんがもどってきて、「VDSL集合装置のポート不良で、アナログ出力が正常でなかった。ポートを変更してみた」という内容を説明した。
もうちょっとくだけた表現だったかな?
ネットにつなげるための装置が建物の中にあって、一度そこにケーブルを通してから、アナログ線とネットの線を分けるのだけれど、そのアナログ線、つまり電話線が正常に出力できていなかった。アナログ線の出口のところが良くなかった。
だいたい、そんな説明だったかな?
最近暑さが続いているので、機器にはファンがついているけれど、放熱がじゅうぶんでなかったために、ポートの部分が腐食したのではないか? と言っていた。
そして、こんなケースは初めてだったので、調べるのに時間がかかったそう。
(たしかに、ネット検索しても、ネット不調でVDSL集合装置のポート不良という記事ばかりで、電話線で…という話は見つからない)
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電話復旧。
この時点で、修理を始めてから2時間半ほど。
ネット復旧まであと30分ほどかかるらしいが、スケジュールがタイトなので、次の現場へ行くとのこと。
ネットが復旧したか、後で電話確認する、と言い残して。
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30分後、ネット復旧。
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さらに1時間後、修理屋さんから電話確認。
原因はVDSL集合装置(NTTの設備)なので、修理費用はかからないとのこと。
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3時間もかかるとは思わなかったけど(外の保安器をちょこちょこっといじって終わりだと思ってた)、無事解決してよかったです。
私は、自宅のネットやプリンタの配線でさえつなぐのがうんざりで、トラブルでつまずいたりしたら、もう、それだけで発狂しそうになる気持ちを必死に抑えて、最後まで辛抱して、解決したらホッとしつつ、もう二度とイヤだと思うのです。
なので、トラブル解決を生業にしている修理屋さんは、別世界の人。凄すぎる。
ネットは、速くならないかなーとちょっぴり期待してたんだけど…ぜんぜん変わりませんでした。
4月から、急に遅くなったのです。たぶん、一斉にDAZN契約者が増えて、ネット重くなったんだろうなー。
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http://yarns.blog.shinobi.jp/Entry/170/VDSL集合装置のポート不良で、固定電話着信不能