型紙:基本のキャスケット(おしゃべりな帽子—思ったよりずっとやさしい、帽子作り)
生地:ブラックデニム(桃太郎ジーンズ 岡山中畦店)11号帆布ぐらいの厚さ
附属:グログランリボン 紺 1.2cm巾×10m 315円(手芸ナカムラ)、厚手接着芯 白 ポリエステル 120cm巾×1m 380円(手芸ナカムラ)、キングスパン 60番/3,000m #402黒 300円(ボビン)、くるみボタン 特大直径27mm(ダイソー)
キャスケットの試作です。
しばらく連載します。

激安のデニム地です。
デニムのいいところは、クラウンに接着芯がなくても、意外に形ができるところ!
試作だし、接着芯代を節約したいので、デニムでとりあえず試作してみることにしました。
ブリム芯に、本ではプラ芯1.0mm厚を推奨していましたし、Haro*Behでは、0.8mm厚(23cm×32cm 110円)を販売しています。
手芸ナカムラ(1.0mm厚 約25cm巾×33cm 105円)や、Advance Net(1.0mm厚 100cm巾×100cm 500円)でも買えます。
でも、縫える腕がないので、接着芯にしました。
接着芯には、3種類を試してみました。
●ダンレーヌ SX3…このデニムには薄すぎ。パリッとしている。
92cm巾で、770円/mぐらい。
●手芸ナカムラの厚手接着芯…自立するカバン向き。
厚みは3種類の中でいちばんあるが、いちばん柔らかい。パリッとした硬さがない。
ブリムの形状は保てるので、自分や身内用にガンガン使おうと思う。(なんといっても安い! 思う存分使える)
でも、他人へのプレゼント用には、使わないかな。
120cm巾×1mで380円。
●バイリーン アイロン接着芯「シャープ芯」アツ…しっかりした硬さがあり、もっとも適している。
45cm巾×2mで700円ぐらい。
ということで、今回の試作のブリムはすべて手芸ナカムラの厚手接着芯を使っています。
糸について。
デニムだし、厚手接着芯のブリムだしで、本来は太い番手の糸を使うべきだと思います。ステッチも、そのほうがきれい。
ですが、自家用で間に合えばいいので、60番ですべて縫っています。
実際、10号ぐらいのキャンバスで自立型のバッグをいくつか縫っていますが、60番で困ったことはありません。(針は太い番手に変えますが)。手芸店の方には、糸が細すぎて切れてしまう、強度がヤバいとご教授いただきましたが、未だ糸が切れて困ったことがありません。
自家用で、太い糸をわざわざ買うのがもったいないので、今回もすべて60番で縫っています。
悪しからず。
ダイソーのくるみボタンについて。
105円でくるみボタン製作キット(ボタン4個入り)を買った後は、補充ボタン20個以上が105円で買えるというお得品。
ただし、デニムは厚すぎるので、使えません。
そこで、薄いコットンでとりあえずくるみボタンの形を作り、その上からデニムをかぶせて、端を手縫いで絞ってごまかしました。
ただの飾りボタンだから、この程度でも強度は充分でしょう。
で、肝心の、この帽子ですが。
8枚はぎのクラウンの、基本的なキャスケットです。
本で見たときは、ぷっくらした、かわいいキャスケットだと思ったのですが、クラウンができあがってみると、横広がりの巨大ベレー帽……orz
収拾がつかねー……と正直思ったものですが、全身鏡で見ると、まあ、気になるほどではないかな。
深くかぶれるので、今の時期は温かいです。
ただ、クラウンがたっぷりと深いので、運動時にはブリムが目を隠してしまうときがあり、運動には向いてないかな。
[4回]
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http://yarns.blog.shinobi.jp/Entry/115/基本のキャスケット